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京都で太陽光といえばセブンティーン株式会社

TEL. 075-315-1144

〒615-0837 京都府京都市右京区西京極西向河原町3-2

ご挨拶

日本には、世界に誇る京都の伝統工芸があります。 この伝統工芸は、多くの工程、さまざまな職人の創意工夫を経てその美しさが完成致します。

私たちの創る太陽光発電も、京都伝統工芸の先達に学び、目に見えない工程を大事にしています。 現場調査から工法、パネルの選定までメーカーに依存しない「セブンティーン製」太陽光発電システムを目指し、ご提供いたします。


セブンティーン株式会社とは、太陽光発電40年の実績と経験、それに各メーカー商品を適材適所使い分けられる会社です。

20年前の話です。台風一過の翌日、兵庫県のお客様のお宅に伺ったスタッフから緊急の電話が入りました。
「太陽光パネルが無くなっています」
信じがたいことに、設置されていた30枚もの太陽光パネルが裏の畑に飛ばされていたのです。
幸い太陽光パネル以外は被害がなかったのですが、きれいに30枚すべて剥がれ落ちていました。この太陽光パネルは、お客様の強いご要望で、メーカー標準の取付架台でマニュアル通り固定していたものです。原因をメーカーに調査依頼したものの「想定外の風力がかかった」という回答のみでした。

これを契機に当社では、場所によっては「メーカー純正の標準取付が絶対ではない!」という考えも持つことができました。
画一的な施工を廃止し、3段架台や30°傾斜のパネル設置は、研究物件以外は現場の立地条件に応じた太陽光パネルの設置を提案し、実施しています。取付金具から社内で設計し、台風の揚力に耐えられるものが恒久設備である太陽光発電設備だと考えるからです。

太陽光発電システム黎明期から、当社は※NEDOとの協同研究を行ってきました。その成果からいろいろなスタンダードが生まれました。

そのひとつは、「パワーコンディショナ」という太陽光発電に不可欠な装置に対する常識です。

当時、国のガイドラインとして、発電力が30kWのパネル系統には30kWのパワーコンディショナ、90kWには90kWのものを特注して作らなければならないという電力業界の既成概念がありました。

電力会社の送電線という電力の「河川本流」へ、支流となる太陽光発電をつなぐ際に、「河川本流」にダメージを与えない堰として「パワーコンディショナ」を位置づけていたからです。当然、特注ですから高価になり、この問題がコスト面で太陽光発電の普及に大きな足かせになっていました。

このような”常識”を覆したのが、当社創業者長谷川茂です。野に遊び、人に学ぶを実践する人物ですので、「30kWならば、安定した技術で成熟した10kWを3つ。90kWならば、10kWを9つで事足りる」と喝破したのです。この一石が、探究心の強いNEDO研究者の心をつかみました。

このプロジェクトはすぐにフィールドワークで検証され、その優位性が実証されました。そしてこの「パワーコンディショナのユニット化」がガイドラインとして導入され、普及が一挙に拡大したのです。
「パワーコンディショナ」の分散配置が新たな常識になり、これによって量産される低コスト装置の応用範囲が広がり、太陽光発電の普及に大きく貢献しました。

さらに、この分散配置には大きな利点があるのです。

「特注大型パワーコンディショナ」の直流電流を交流電流へ変換すると効率が悪く、また太陽光パネルの部分故障に対して全システムを停止しなければなりません。これに対し「普及型パワーコンディショナ」の分散配置では、故障個所がわかりやすく、システムの一部停止でメンテナンスができるのでリスク回避の常道となりました。

長年にわたり風雨にさらされる性格上、当社は耐久性が高いシステムを追及し、太陽光パネルは国内メーカー品にこだわり、使用部材は最高品質を厳選しております。
また、技術・経験豊富な社員が業務を鋭意遂行しております。

社内には工事部、設計室、企画広報室、営業部門とそれを統括する業務部門とがあります。

建築士、電気工事士、土木施工管理技士など役割分担しつつ、それぞれの専門を持ちながら1物件ごとに合議し、ベストのご提案を致しております。

これらのスタッフが多くの経験、技術をもち検討して、その結果お断りする場合もあります。
太陽の恵みは「価格」とは次元の違うものと考えています。


※NEDO・・・国の機関である 国立研究開発法人 新エネルギー 産業技術総合開発機構(New Energy and Industrial Technology Development Organization)の略称で、国立研究機関の1つです。




バナースペース

セブンティーン株式会社

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京都市右京区西京極西向河原町3-2

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